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著者:豊島加純 /こやま峰子
出版社:教育画劇
サイズ:絵本/1冊(ペ
発行年月:2006年03月
いのちのいろえんぴつ
◎はじめに◎
この作品には、短い生涯を精いっぱい生きた加純さんの「命の言葉」が詰まっています。
闘病がはじまってわずか1年 最後の残りわずかな時間のなか左手で文字を書く練習をしながら、加純さんは詩作ノートにイラストを添えた作品を書いた。
1か月ほどの間に、計14編のだれもが こころを打たれる「命の詩」が、生み出されていった。
これは実話であり、闘病の10歳の女の子が 書いた 詩と絵
そして この子の 大切な家族が 一つになって できあがった
だれもが いのちについて考えさせられる 生きることの 最高の尊い教えのような絵本です。
豊島加純ちゃん そして ご両親とご家族の皆さん ありがとう。
命の色鉛筆紹介案内者:ブログ管理者代表 ちょいわるおやじ
◎このいのちの本の背景◎
ことのはじまりは、尾幌神社の夏祭りに出掛けた5年生の夏(02年7月)のことだった。
会社員の父・浩二さん(37)が加純さんの左目が、中央に寄ったまま戻らないことに気付ことだった。
父の胸のざわめき感とともに すぐに病院へと向かった。。。
釧路市内の脳神経外科にて、脳腫瘍の診断を受けた。病名は脳幹グリオーマ。
場所は脳のもっとも深く 人間にとって 最も 生命維持に重要不可欠な脳幹という場所。
しかも、技術うんぬんではなく、手術のできるような場所では ないということであった。
続いて診察を受けに行った札幌医大で、「余命は、半年から1年」と宣告された。
そして、ウン万人に一人発症するかどうかの病気であるとも 宣告されたそうです。
父・浩二さんは、「なぜ自分の娘がと、すぐには納得できなかった」と当時を振り返る。
放射線治療により、一時は回復したが、6年生になった03年春ごろから病状が悪化していった。
右半身まひの状態になり、車いすの生活を余儀なくされる。
とってもやさしい3人姉妹の長女のこころが 感じたこととは・・・
慣れない左手で描いた色鉛筆の美しい虹は、線がときに震え、色と色とが交差している。
日ごとに病勢が進んでいくなかで、最後まで「生きるのを、がんばる」と両親に話していたという

「12色/
ここには12色のいろがある/
目立たない色もあるけれど/
みんな/
がんばってる/
ひとつ、ひとつ」。
この詩は、通っていた小学校の家庭科教諭の小山内美和子先生の目に留まり、12色の色鉛筆とノートを先生からプレゼントされたことがきっかけでした。
加純さん本人は12本の線のうち、自分は「黄色」と話していたそうです。
黄色とか白色って白い用紙に描くと、目立たない弱々しい色ですが、他の沢山の色たちと存在することによって、黄色は とっても力強く光り輝くすばらしい色ですよね。
ひとりじゃない!目立たないとか、いらない人なんて、この世にはありえない!みんなそれぞれの個性があることが大切なのであって、時と場合によって この世の中でその一人ひとりが輝ける時が絶対に存在するこということを、そしてみんな仲間だということを・・・・
わたしは加純さんのこの詩を通して、改めて物事の考え方をストレートに 強く感じさせて頂くことができました。
利き腕の右を使うことができませんが
左手で記載された 鉛筆の文字の跡は、震える指先の筆感と 本人の感情が伝わってきます。
小山内美和子先生が最後にあったとき、本人は「ありがとうございました。。。」と先生に言ったとのことです。
先生は 加純ちゃんが 言った言葉が 既にそのときは 過去形だったと 当時を振り返り 涙する。。
加純ちゃんは、自分の残された時間を 分刻みで感じ取って苦しんでいたのでしょう。。。自分のいのちというものと心で向き合って戦ってきた人の言葉の重さを感じずにはいられません。
彼女はこうした時間を日々すごすなかで、いのちと向き合って生かなければならなかったからこそ、 繊細なこころを素直に表現できたのでしょう・・
加純ちゃんの言葉には、ものすごい愛と魂のこもった言葉の力をかんじられずにはいられません。

「先生がこの
/ノートを見てなみだを
/流してくれた
/自分が
/書いたもので
/人が泣いてくれる
/うれしかった/だから/がんばってかく
/2003・6・25/13時54分/豊島加純」残り少ない命の時間をいとおしむような、分刻みの時刻が残りの命の時間。
あなたは、時刻の記された詩を今までに 読んだことありますか!
◎最後の作品
加純さんの作品のうち、一番最後に書いた題名「心」。03年6月25日 19時47分

11歳の少女の揺れる気持ちが題材になっています、これ以上著作権の問題もあり、この場でこれ以上添付記載はできません、是非お近くの本屋さんやネットショップで手に入れて呼んでみてください。
厚岸町立尾幌小学校 6年生の1学期の終業式が行われた7月25日に再入院。
加純さんは03年8月8日に意識を失ってから、1か月以上頑張り続けたが、静かに息を引き取った
03年9月17日 永眠・・・
是非、実際の絵本を購入して呼んでみてください。わたしにできることは、数多くの人間にこの本を見ていただきたいという気持ちでいっぱいです。
内容情報 日販MARC
実話を基にしてつくられた創作作品。本書の中の詩とその側にある絵は、10歳で脳腫瘍を発病した少女が、病気と闘いながら色鉛筆で描いたもの。
生きることへの素直な気持ちがいっぱい詰まった絵本。
車いすで通った学校。北海道の広大な自然の中、少女が綴った命の詩と絵をまとめた、生きることへの素直な気持ちがいっぱいつまった一冊。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
豊島 加純
北海道釧路生まれ。10歳のときに脳腫瘍を発病。家庭科教諭の小山内美和子先生から12色の色鉛筆とノートをもらったことをきっかけに詩の創作活動をはじめる。
右手が麻痺したため、左手で詩と絵を創作する。2003年9月永眠
こやま 峰子
児童文学作家、詩人、エッセイスト。『にじいろのしまうま』(金の星社)で第28回日本童謡賞特別賞受賞。多数の著書がフォスター・プラン、ユニセフ、赤十字国際委員会の支援キャンペーン・ブックになり、その創作活動に対し、第26回巌谷小波文芸賞受賞。『ことばのたしざん』(朔北社)で第28回日本児童文芸家協会賞受賞
グレイニエツ,マイケル
絵本作家、画家。ポーランド生まれ。『お月さまってどんなあじ?』(セーラー出版)で日本絵本賞翻訳絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
¶:出典・情報源・参考文献・参考サイト:
(1)読売新聞2006.04.19朝刊「編集手帳」より抜粋。
(2)「企画・連載 : 北海道発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)」 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/kikaku/049/112.htm
(3)人生のセイムスケール(2006.04.20掲載)
(4)小中学校編 心の教育 (2005年12月18日)http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/kikaku/049/112.htm
いのちのいろえんぴつ
著者:豊島加純 /こやま峰子
出版社:教育画劇
サイズ:絵本/1冊(ペ
発行年月:2006年03月


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